論文紹介『日本語ディスレクシア児の書字障害に関する研究』

ディスレクシア児を受け持つ小学校教員に質問調査し、ディスレクシア児と健常児の生徒の書字特性の因子分析を行ったところ、日本語のディスレクシア児では書字に関して4つの主要な認知障害――心的辞書障害,視覚性障害,音韻性障害,書字運動障害――があることが示唆された。また、ディスレクシアのサブタイプ、重度多重障害群,中度多重障害群,視覚処理障害群があることが示唆された。

日本語ディスレクシア児の書字障害に関する研究
J-STAGE

2023年に日本教育心理学会 優秀論文賞を受賞した論文です。書字障害を理解する上での示唆に富む素晴らしい論文ですのでぜひご覧ください。

▲管理人ケミカルうさぎより

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